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午後からの択一式試験です。
難しいなぁ。いやいや、じっくりと焦らずに慎重に。一肢一肢をしっかり読んで正誤の判断をしよう。
そんなことを考えながら、問題を解いていきます。いや、難しい。考えたところで、この期に及んで答えは出てこんか。全身に嫌ーな汗が出てきます。いやいや、諦めたらあかん。
などと必死に問題と格闘していたら、最後の国民年金を始めるときの時間、16時半。後20分しかない。しかも、後でもう一度じっくり考えよう、と答えを保留している問題多数。
社労士模試択一式の結果と衝撃の教訓
択一式の点数は次の通りです。
科目 | 点数 |
---|---|
労働基準法及び労働安全衛生法 | 6点 |
労働者災害補償保険法 | 5点 |
雇用保険法 | 6点 |
労務管理及び社会保険に関する一般常識 | 5点 |
健康保険法 | 5点 |
厚生年金保険法 | 6点 |
国民年金法 | 4点 |
総得点 | 37点 |
ダメだった。素直にショックでした。
しかし、それ以上に「時間が足りなかった」という現実を突きつけられたのが、今回の一番の教訓です。
択一式試験は3時間30分、210分です。正直長すぎる、とそれまで根拠もなく思ってました。しかし7科目各10問各5肢合計350肢の正誤を判断するのに210分は短い、と初めて考えさせられました。
社労士試験択一式|1肢30秒で解く時間配分の戦略
1肢を36秒で正誤判断しないといけない。そこまで細分化すると分からなくなるので、1科目を30分でやり切らないとダメです。
現実には、私は1科目に35分以上使ってしまい、最後の国民年金にたどり着いた時点で残り時間はわずか。焦りの中で適当にマークせざるを得ませんでした。
結局国民年金の最後の5問は問題を読まずに適当にマークしましたし、後でじっくり考えようと思っていた問題も、とりあえず適当にマークしました。
社労士模試での痛感と収穫
確かにこの点数はショックです。しかし、初見の問題も多く、どうあがいても取れないような問題もあったと思います。
社労士試験は、みんなが取れるであろう問題を落とさない、が鉄則です。なぜなら、社労士の合格基準点は、その時に受験した受験生の出来具合によって上下するからです。
行政書士試験のように合格基準点180点、と決まっているわけではないのです。そのような試験の場合、難易度が高ければ運がなかった、となり、難易度が低ければ運が良かったとなります。
だから今回の模試の結果に関しては、明らかに難しかったはずである、他の受験生もそう感じていたはず、と思ったところもあったので、「2年近く勉強してこれか・・・」みたいな落ち込み方はしなかったです。
社労士択一式試験|時間不足を痛感した模試から学ぶ戦略
どちらかというと、「時間が足りなくなった」というのをここで経験しといてよかった、模試でやらかしといてよかった、と思いました。
時間配分。考え込みすぎても正解はしないけど、適当に答えてもいいというものでもない。なかなかの強敵、社労士試験。
一科目を30分で解いて、210分。これはギリギリすぎる。1科目25分で解けば、最終国民年金が終了したとき35分余る。見直しもできるし、とりあえず解答だけしたところを再考できる。
1科目25分で解くということは、1問2分30秒で答えを出す。1肢30秒で正誤判断をする。
一般的に「間違っているのはどれか」が一番時間がかからない、「次は正解はどれか」、一番時間がかかるのは、「正しい(間違っている)のはいくつあるか?」の個数問題。
一律2分30秒かけてもいい、と考えると失敗しそうです。
社労士試験本試験まで残り1ヶ月|ラストスパートで大逆転へ
今回の模試の結果はダメでした。
本試験を1ヶ月後に控えてのこの点数は、「受かるかも」と思っていた自分に対する「油断するな」という警告にもなりましたし、択一式試験の「時間配分の大切さ」がわかった、という点で収穫がありました。
本試験までまだ一ヶ月以上あります。
大学受験でも、現役生は最後の最後で一気に実力が伸びて、大逆転する、と言われます。社労士試験も初学者は8月に入ってから指数関数的に実力が伸びる、と言われます。
私は2回目ですが、1回目は参考にならないので、今回が、初学者受験のようなものです。
ゴールは見えてます。今年でケリをつけれそうです。
受かった後のことはまだ考えたことは無いです。社労士試験はとりあえず合格することが先だ、と言われます。
ラストスパートをかけて大逆転します。続く
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