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令和4年度社労士試験・決算(50代会社員・独学で社労士試験に挑んだ軌跡37)

令和4年度社労士試験総括と決算発表 副業社労士の社労士試験合格体験記
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令和4年度の社会保険労務士試験へのチャレンジは、残念ながら失意のまま終了しました。

令和5年度の試験への再スタートは、不合格通知が届いてからと決めています。

3年目の挑戦を始める前に、まずは令和4年度の社労士試験の総括をまとめてみました。

合格基準点や総評など、試験結果のポイントを振り返ってみたいと思います。

その後、令和3年度に引き続き、令和4年度にかかった受験費用の計算も行います。

令和4年度社会保険労務士試験|総括

まずは、令和4年度社労士試験の合格基準点から確認していきましょう。

  • 選択式
    • 総得点27点以上、かつ、各科目(科目基準点)3点以上
    • 科目基準点の引下げなし
  • 択一式
    • 総得点44点以上、かつ、各科目(科目基準点)4点以上
    • 科目基準点の引下げなし

選択式・択一式ともに科目基準点の引下げがなかったのは、平成19年度以来15年ぶりのことです。

今回の試験では、特に「選択式の社一」で3点以上の得点ができたか最大のポイントだったようです。

受験申込者数は52,251人・受験者数は40,633人であり、合格者数は2,134 人(昨年度から803人減少)となり、合格率は過去ワースト3位の5.3%でした。

問題の難易度に関する総括としては、「令和3年度の『選択式の労一』の反省からか、難問・奇問がほぼなく、本試験の本来あるべき姿に戻ったのではないか」という声が多かったように思えます。

それもあって、15年ぶりの「救済措置無し」という結果に落ち着いたのでしょう。

では次に、令和4年度社労士試験において、かかった費用を計算していきます。

令和4年度社労士試験対策で使用したテキスト・問題集等

令和4年度は1年を通して「月刊社労士受験」を購読してました。

これは中級者以上の独学の受験生のとっては非常に有効な月刊誌だと思います。

最新の法改正、講義動画、練習問題、一般常識・白書対策等網羅しており、本試験直前期は7月8月9月号だけを集中的にやっていたという社労士の先生もいました。

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  • 月刊社労士受験12ヶ月分:1320円×12ヶ月=15,840円
  • 社労士V11月号:1,250円(なぜ買ったのか不明、使用した記憶無し)
  • みんなが欲しかった! 社労士全科目横断総まとめ 2021年度 (みんなが欲しかった! シリーズ):739円(中古、1回は読んだ記憶はあるが…)
  • 社労士V イラストでわかる労働判例100:2,090円
  • よくわかる社労士 別冊合格テキスト 直前対策 2022年度版 (TAC出版):1,980円
  • 社労士V2022年度版 選択式・労一を切り抜ける! 厚労省パンフレット・リーフレット攻略問題集:1,100円
  • 2021年版 社労士労基・安衛・労一ズバッと解放【判例・予想問強化エディション】:672円(中古、ちょっと中身を見ただけで2度と開かなかったテキスト)
  • 2022年版出る順社労士必修過去問題集➀労働編➁社会保険編:1,500円(中古、2冊でこの価格のため飛びついて買いました)

合計で25,171円。高いのか安いのか。しかし月刊社労士受験だけで15,000円オーバーなのでこれくらいはいくか。

TAC社労士試験模試の費用

令和4年はちゃんと模試を受けました。

全国中間模試と全国公開模試セット価格:8,800円

社労士試験受験料

  • 社労士試験申し込み料:15,000円
  • 送料:140円

交通費・文房具代・アプリ料金

交通費としてはTAC模試の時と本試験の時の電車代です。

近鉄鶴橋駅までは会社の定期があるので無料。

TACの模試は梅田での受験だったので、環状線で大阪駅まで当時180円×2が2回で720円

本試験は鶴橋からコスモスクエアで当時320円(だったと思う)×2=640円

文房具はこの年は特に購入したものは無く、前年やっていた秒トレアプリもこの年は使用ませんでした。

令和4年度社労士試験にかかった総費用

費目費用
書籍代25,171円
受験代15,140円
模試代8,800円
交通費1,360円
アプリ課金・文房具代0円
合計50,471円

基本テキストを買わず、昨年度に使っていた2020年度版で凌ごうとした割には、色々かかっているのでしょうか?

令和3年度が30,376円、令和4年度が50,471円、合計80,847円になりました。

不合格が確定した時点で決めてました。

不合格だったのは別に古いテキストを使っていたわけではないのは分かっています。

しかし令和5年度社労士試験に臨むにあたっては、基本テキストは2023年のものを買います。

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極力お金をかけずに社労士試験を突破する、という考え方は変わりませんが、買うべきものは買います。

受かっていれば出費80,847円で済んでいたものを…

いざ、令和5年度社会保険労務士試験合格に向けて、再始動します。続く。

筆者 戸塚淳二
筆者 戸塚淳二

執筆者|社会保険労務士 戸塚淳二(社会保険労務士登録番号|第29240010号)

50歳を目前に、会社員として働きながら、新たな挑戦への熱意を胸に社会保険労務士試験への独学での挑戦を決意しました。不合格という苦い経験もしましたが、そこで諦めることなく猛勉強を続け、見事合格を勝ち取りました。

このブログでは、自身の経験を踏まえ、特に「仕事と受験勉強の両立に悩む会社員の方」や「独学で合格を目指す方」にとって有益となる社労士試験合格への道のりをお届けします。

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