2020年度末(社会保険労務士試験合格体験記9)

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2021年3月、2020年度の年度末の月のことです。

2020年度はいろいろありました。

実は、私が株式会社MSへ入社したのは2019年の10月1日でした。同業他社からの転職で、この業界も長く即戦力ということで、役職は課長で入社しました。

しかしながら、入社してから1年間というのは思うような成績を残すことができず、2020年10月に係長に降格となります。

嘘偽りなく言いますと、給料も下がりましたしショックでしたが、まぁ仕方がないかな、と思う部分もあり、私としては納得はしておりました。営業をやっている以上、役職・給料が数字に左右されるのは宿命みたいなものですし、また2020年度下期にいい数字を出せば、課長復帰ということもあるだろう、と思っておりました。

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1971年生まれは団塊ジュニア世代もしくは就職氷河期世代と呼ばれることが多いです。この世代の考えている事といえば、だいたい次のような感じじゃないのでしょうか。

会社に貢献して、出世して、給料が上がっていって、家のローンはまだまだ残っているし、息子2人はまだ高校生で、大学いったらもっと金がかかる、多少しんどい事・時期があっても踏ん張ってがんばろう。

課長から係長に降格になったことは、納得はしていましたが、やはり精神的にはきついものがあり、ストレスになっていたのでしょう。降格から約1か月後に倒れてしまいました。このことは以前のブログで書いた通りなのですが、この一連の出来事も多少影響していたと思います。

復帰後の営業成績はすこぶる良かったです。特に年が明けてからの、1月・2月・3月の売り上げ、利益ともにすごく良かったです。入社して1年以上経ち、環境にも慣れてきて、肩の力も抜けてきて感覚的にですけどすごくいい感じだなぁと思っておりました。ただ、2021年度4月から課長に復帰するほどのものではないよなぁとも思っていました。どちらかというとこの時期の好成績を足掛かりに2021年下期もしくは2022年度には課長復帰に持っていきたい、と考えていました。

2021年3月(2020年年度末月)に来期にむけての面談がありました。取締役のM部長、営業のN副部長とM課長との面談でした。

結論から言いますと、係長から主任に降格となります。びっくりを通り越して唖然としてしまい、頭の中が真っ白になった記憶しか残っておりません。なにかそれらしい理由とか言われたのでしょうけど全く覚えてないのです。

しかしながらこの時の自分の感情的なもの、感情の動きというのでしょうか、そういうものははっきり覚えています。「こいつらやりやがったな。病気になって今後もやっていけるかわからんし、ということか?人生最大のピンチの真っただ中にいるのわかっていてこの仕打ちか?許さん!」このような感じで負の感情が沸き上がりました。

おそらく(これは私の憶測に域は抜けないのですが)、この人事にK社長は関わっていないと思います。上記の3人の判断だとは思います。

誤解をされないために申し上げておきますと、別にこの3名に恨みがあるとか、憎んでいる、ということではないのです。確かに、面談直後はかなりの負の感情が発生していましたけど、今では普通に会社でやりとりしていますし、仕事で助けることもあれば助けられることもあります。

ただ、この一件は私の人生においてはかなり大きな出来事だったと思います。人生観、仕事観、世界観(は言い過ぎですが)が、がらりと変わった一件だったように思えます。

その時までは、会社に利益を残したい、貢献したい、その行き着く先に個人の利益が待っている、というような考え方っだと思うのです。しかし、この一件以降は会社に対するロイヤルティは一気に消し飛びます。会社の利益が個人の利益と結びつくとは限らない、会社の利益と個人の利益はどちらが大事なのですか?自分の人生の行き末をこの会社に預けてしまっていいのですか?うまいこと会社を利用していく、という考えでもいいのではないですか?というような考え方に加速度的に傾いていきました。

K社長から言われたことがきっかけとなって始めた社会保険労務士試験への勉強。目的が少しこの頃から変わっていきます。社会保険労務士になってその仕事をしてお金を稼ぐ。そういう事を考え始めました。「会社を辞めて・・・」や「副業で開業して・・・」などの具体的なことはこの頃は全く考えてませんが、この一件により人生の向かうべき行先が変わったのは間違いないです。

社会保険労務士になる、という方向に今後向かっていくのですが、それはそれで、また色々と悩むことが出てくるのです。


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